2011-08-05

「SIDE SLOPE」12SS

SIDE SLOPE」の12SS。

相変わらずのニット技術見本市っぷり。
驚くほど複雑なことをやってますが、それをさらっと見せるのがこのブランドの持ち味。
色使いもメンズブランドとしては驚くほど大胆ですが、
作りがしっかりしているからなぜか気張った感じにならない。
リラックスしてお洒落できる服ってありそうでなかなかないです。

デビュー当初からニットの本場、イタリアで高い評価を受けていますが、
もっともっと世界中に広まってもいいと思います。
ここのニットを着ていると、デザイナーと外国の方からえらく感心されますし。


インナーの半袖Vネックは、
それぞれの色を1回ずつのインクジェットで染めたもの。
色の重なる部分と手作業ならではのズレが良い味わいを醸してます。

ケーブルカーデはリネン79%×コットン21%のザラっとした質感。
同じ型で、通常では廃棄する「デニムの耳」を糸として使用した、
コットン57%×リネン43%のやつもあります。


ワキサカさんの色魔術師っぷりが炸裂しているカーティガン。
型は11SSでも人気だったもので、僕もこれのネイビーを着まくりました。
当然コレもオーダーしちゃいました♡
ロイヤルブルーのPIERRE HARDYのデザートブーツか、
薄いピンクのSUPERGA2750を合わせて着たいです。


ペンキを大胆に叩き塗りしたような雰囲気のカーティガン。
ニットをキャンバスにした絵画みたいですね。
先週末に収穫した西瓜にも見えますけど...^^
色違いのブルー系もあります。


こちらは11AWから展開するスタンダードライン。
待望のベーシックなサイドスロープで、Vネックとカーディガンがあります。

糸は17.5マイクロのスーパー120's。
糸自体のキックバックがあって型崩れしにくく、毛玉がほとんどできない。
ピリング検査(摩擦の堅牢度)では、
通常の良い商品で2~3Qのところ、4~5Qの評価を受けたそうです。
「イタリアとかの糸も含めて、今まで見たウール糸のなかで1番」と仰ってました。

そんな自信作が、Vネック1万6000円、カーデ1万9000円で買えます!
自社ECをはじめ、バイズや伊勢丹のECなど、ネットを中心に今秋から販売します。
その着心地を早く確かめたいです(・゚-゚・)

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