東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
震災後、色々かんがえました。
生きるということ。
被災地と被災者のこと。
原発とエネルギーのこと。
日本という国のこと。
マスコミというもの。
自分と家族の身を守ること。
自分の将来のこと。
Fashionというもの。
今回あらためて痛感したのは、Fashionは平和があってこそ成り立つということ。
水や食料の確保が最優先の今は、身体を守るという意味での衣服の需要はあっても、
装うという意味での衣服は二の次三の次になってしまう...
ともやもやしながら、この2週間、様々なブランドの展示会を廻りました。
震災から3週間が経ち、
都内の百貨店やセレクトの売り上げは、予想以上に戻ってきているようですが、
今後しばらくは冬の時代が続くのは間違いないでしょう。
外資系のセレクトが2月オーダー分をキャンセルしているという話も聞きますし、
11秋冬の予算の絞り込みは業態問わず現在進行形で行われています。
そんな不安を抱えつつも、デザイナーたちは皆ポジティブでした。
魅力的な洋服とともに逆に励まされる毎日でした。
今は必要とされなくても、Fashionが必要とされる時代は必ずまた来る。
その時代をもう一度作るには、それぞれが頑張って流れを止めないことが大切です。
自分の仕事は、素敵なブランドの存在を世に伝えていくこと。
更新のペースを上げていきたいと思います!
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